【大学生・その親へ】奨学金は“借り得”。満額借りて資産形成を始めるべき理由
※この記事は奨学金制度の推奨・宣伝ではなく、
「もし今から大学生になるなら、こう使うべき」という将来設計のヒントです。
■ なぜ「奨学金を満額借りて投資する」が合理的なのか
「奨学金=借金だから怖い」と思う人は多いですが、
実は 日本学生支援機構(JASSO)の第二種奨学金は“借り得” と言えるほど金利が低い仕組みです。
- 第二種奨学金(金利上限:年3%)※実際は0.1〜1%台が多い
- 自動車ローン:3〜7%
- 住宅ローン:0.5〜2%
- クレカリボ:15%前後
比較すると、奨学金は “最も条件の良いローン” のひとつです。
■ 毎月12万円 × 4年間=576万円の“投資元本”になる
満額を借りると…
- 月12万円
- 年144万円
- 4年間で 576万円
通常は生活費・学費に消えていきますが、
もし「生活費はバイト+親の支援でまかなえる」という家庭なら、
この576万円を まるごと資産形成に回すチャンス が生まれます。
正直、20代で500万円を貯めるのは社会人でも難しい。
でも学生なら“仕組み上” それが可能なんです。
■ 【結論】返済より早いペースで資産が増える
もし学生のうちに投資を始めたらどうなるか?
例:毎月10万円を米国株(平均利回り7%)に4年間積立
→ 卒業時点の資産:約530万円(元本480万+運用益)
一方、奨学金の返済額は…
- 毎月 約25,000円
- 返済総額:600万円弱
ですが、530万円を年利7%で運用すると35万円/年の利益
→ 毎月の返済を“投資の利益だけ”でまかなえる 世界になります。
つまり
卒業と同時に「奨学金が怖くない状態」を作れる
というわけです。
これ、大学生の時に気づいてたら人生変わるレベル。
■ 大学生が投資を始める最大のメリットは「若さ」
20歳で投資を始めるメリットは想像以上に大きい。
● ① 20代という“時間”を味方にできる
投資は「時間」をかけることで複利が効く。
40歳から始めるのと20歳から始めるのでは、同じ積立額でも最終資産は圧倒的に違う。
● ② 投資習慣が早期に身につく
社会人になると贅沢・浪費が増えて「お金を増やす力」がつきにくい。
学生のうちに投資のクセがつくと、その後の人生が劇的にラク。
● ③ お金のストレスが激減
卒業時に資産が500万あるかゼロか。
これは自信やキャリア選択に直結します。
■ 【再構築したプラン】もし大学入学時に戻れるなら、こう使う
私が過去に戻れるなら、奨学金の使い道はこうします。
◆ 1. 毎月10万円 → 長期投資へ
投資先は以下のどれでもOK。
- S&P500(米国株インデックス)
- 全世界株
- 米国高配当株
卒業時点で
株式480万円+運用益=約530万円
の資産ができる。
時間の力を使えば、40代でFIREも現実的。
◆ 2. 残り2万円 →「挑戦資金」として貯金
10万円は堅実に資産形成。
残りの2万円は、以下のような “小さなリスクをとる学習費用” に使うのがベスト。
- 資格取得・副業スキル勉強
- 海外旅行や経験投資
- 少額でのFX・仮想通貨・高リスク投資の学習
- プログラミング学習
- ブログやSNS発信の設備投資
大事なのは
大事な10万円は安全に、残り2万円で経験値を買う
という考え方。
(昔の私は2万円どころか全部ギャンブルに突っ込んで爆死してたけど…)
■ 奨学金を投資に回すことの注意点
正直にデメリットも書いておきます。
● ① 投資は元本割れのリスクがある
短期的には下がることもある。
でも20年以上の長期で見れば、株式は右肩上がり。
● ② 奨学金は“返す必要があるお金”
返済計画は必須。
とはいえ、返済額は25,000円ほどで、
資産があれば十分対応可能。
● ③ 実家・生活環境に左右される
「そもそも生活費に使わないと無理」
という学生も多い。
生活がカツカツなら無理せず、できる範囲でOK。
【大学生でも簡単に始められる投資:最初の一歩】
「投資にまわしたいけど、どの証券口座を使えばいい?」
そんな人向けに、初心者がつまずかずに始められるサービスを1つだけ紹介しておきます。
▶︎ 大学生・初心者に向いている理由
- 口座開設がオンラインで完結
- アプリが使いやすく、迷わない
- 少額からつみたて投資をスタートできる
- ポイント投資などハードルが低い
投資って「難しそう」と思われがちですが、実際には
・口座を作る → 毎月自動で積立設定して放置
これだけで始められます。
▶︎ 投資デビューにおすすめの証券口座
- DMM:手広く株まで扱ってますねぇ。個人的にはDMM TVに注目!
【未来の自分をラクにする“仕組みづくり”】
奨学金の返済は「◯年後の自分」がやってくれますが、
投資を始めるかどうかは“今の自分”にしか決められません。
返済より運用益が上回れば、
あなたの未来は数字以上にラクになります。
もし少しでも「やってみようかな」と思ったら、
まずは 証券口座を1つ作ってみる ところから始めてみてください。
■ まとめ:奨学金は“借りて終わり”ではなく“未来への投資”に変えられる
もし今あなたが大学生なら、
そして親として子どもにアドバイスできるなら、
ぜひ知っておいてほしいのがこちら。
▼ 奨学金 × 資産形成のメリットまとめ
- 圧倒的に低金利
- 満額なら毎月12万円の投資元本
- 卒業時に500万円超えの資産を作れる
- 返済より運用益が大きくなる
- 若い時の投資は“未来の自分”を助ける
- マネーリテラシーが爆速で身につく
奨学金をただの借金で終わらせるか、
“未来へのスタート資金” に変えるかは、あなた次第。
この記事が、
大学生やその親が「お金の使い方」「奨学金の考え方」を見直すきっかけになれば嬉しいです。



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