【客先常駐SES】未経験文系でSEになった理由 ~就活の振り返り~

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この業界に入って早6年は経ちますが、意外にも?この道を選んだ当時の心境などを振り返ったことがなかったので、

30歳を目前にした今、一度振り返っておく。

今現在大学生の人であったり、同じように文系でIT業界に興味がある人にとって、少しでも参考になればいいなぁと思います。

大学生時代

就活について

就職後

まとめ

大学生時代

プロフィールにもあるように、私は一度大学を中退しています。

今回は就活につながる2つ目の大学生時代について少し振り返りつつ、

SEになるきっかけを思い出します。

→プロフィール

大学生活

心から親友と呼べる友達はいませんでした。もともと私が友達なんて作らないスタンスで過ごしていたせいですが、

それとなく付き合う上辺だけの関係になってしまいましたね。

この部分はもう自分の性格上致し方なかったので、しょうがないです。

自分の性格と仕事

大学では最初の頃はやる気に満ち溢れていて、

教職課程も取っていました。教職取って先生にでもなれたらなんて思ってましたが、

ある程度教職の講義受けていき判明した、教育実習に行くのが嫌すぎて辞めました。それほどの人見知りであり、人前に立つのが嫌でした。

多分このころから会話しなくてもいい仕事とか調べてたのかなぁ。

人と関わらない仕事の筆頭としてプログラマーが検索結果として出てくるけど、

確かにできるPGはあんまり人との関わりはなさそう

この辺はPGとSEの違いからちゃんと分かってないと、あとあとイメージと違うってなるところだよね。。。

そんなこんなで大学の講義は必要最低限の出席になり、遊びに行くこともほとんどなく

家の中でテレビを見たり、PCでゲームしたり、そんなことばっかりやってました。

PCゲームを通じてパソコンに興味を持ったりしたかもしれない。

かと言ってCPU?グラボ?が何なのかも分からなかったですけど・・・

インスピレーション

そんな中で、金曜ロードショーか何かで見た映画「アイアンマン」が印象に残ってて、

アイアンマンの主人公であるトニースタークのモチーフになったのがイーロン・マスク氏だったことを知り、自分の中ではすごく興味惹かれて、イーロン・マスク氏について調べたりしてました。

そこで知ったことはイーロン・マスク氏は今の地位になるまでに一度プログラマー時代を経ているということでした。

若かりし頃に独学でプログラムを学んだようです。

こんなような話はスティーブジョブズ氏など数多くの有名起業家?に当てはまる話でした。

そこから私はプログラマーというものに興味を抱きだしました

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就活について

就活はほかの大学生と同じく3年の12月に始めた気がする。

東京の大きな会場で合説と呼ばれるものに参加するのが就活の始まりでした。

就活の初めのほうは、自分の気になった企業の会社説明を受けていました。

運よく大手企業のリクルーターの方に誘われたりして、面接に行ってみたりしてました。

面接では大学自体に頑張ったことなど聞かれてあぼーんって感じでた。

さらに同席した就活生と面接が終わった後に会話し、就活への意識の違いにびっくりしました。

所謂意識高い系の人だったのでしょう。就活に対する意気込みがまるで違いました。

私はまぁ就職できればいいよねくらいの感じだったので・・・。

自己分析は大事

そうこうしていると内定が出ないまま月日が流れ、本当にどうしようか考えだしました。

そこでようやく自己分析を始めた気がするなぁ。

自己分析については、しっかりやった記憶があって、生まれてから当時までの間を振り返りつつ、自分の価値観であったり、何に重きを置くのかを見つめられた時間でした。

自己分析だけ自己満足に終わって就活が失敗する典型的なパターンだったのかも。。。

縁も大事

結果的には大学で開かれた合同説明会でトントン拍子に進んだIT企業に就職することになるんですが、

内定自体そこからしか貰ってないんですよね。

内定が出たから就活を辞めたと言ったほうが正しいですが、同時並行で選考を進めてたわけでもなく、よりよい企業に入りたいという気持ちにもならず

何かのご縁だと思って決めました。

今振り返ると就活は自己分析と業界分析が大事なんじゃないかなと思います。

自分を知って、自分がどういった業界で働きたいか知ること、イメージすることができれば入社後のギャップは少なくなるのではないでしょうか。

就職後

就職後はご存じの通り?未経験文系卒のため見るものすべてが壁でした。

入社して半年間研修してましたが、毎日辞めたいと思っていました。

そして客先常駐としては現場に出てからはその気持ちはますます強くなりました。

終わらないデスマーチ雰囲気の悪い現場終電通り越してタクシー帰り休日出勤・・・

唯一の救いは大学時代から日課となっていた週刊誌の立ち読みと、お給料で買ったスプラトゥーンでしたね。

ほんと当時は酷い生活をしていました。

退職、そして再就職

そんなこんなで3年も経たずに辞めて、転職活動したわけですが、結局転職先も客先常駐がメインのIT企業でした(今の会社)。

ただ、ある程度自分で納得して働けるところがあるので、その点はよしとしてます。

しかしながら、客先常駐SESだなんてどう考えても働いている人が不幸せで上の人が甘い蜜を吸ってるだけなので、私としては早くこんな働き方は辞めてしまいたい。

客先常駐SESの問題

何が問題って、技術力が付かないていうのと、客先常駐ってチーム感がないんですよね。

チームで開発してるはずなのに個人プレーになりがちで、一体感がないというか。

なので今の会社に入っても常に転職のことを考えていて、より年収の高い会社に、より自分が思い描く働き方を実現できる会社にと、そんなことばっかり考えて日々悶々としながら仕事をしてました。

それでも年々ほんとに少しずつですが、頼られることも増えてきたし、それに伴ってお給料も上がったりしていきました。

心境の変化

今ではすっかり社畜脳になってしまい、今のままでいいかと思ってしまっています。

仕事に何かを求めるのを諦めた感じかなぁ。仕事はあくまでも毎月生きていくための給料を得るための手段だと割り切るようになってきました。

世の中には、世のため人のためと仕事に精を出している人も多くいると思いますが、そういう人たちって基本金銭面で余裕があるんですよね。←偏見かもしれないけど

客先常駐SESは社会的に責任を負う立場でもないし、自分の時間を給料に換えてる感覚ですが、

気持ち的には楽に毎月お給料をもらって、妻と細々と暮らしていけることが今の幸せなんです。

まとめ

今回振り返ってみて、とても懐かしい気持ちになりました。

今の自分があるのも過去の自分がしてきた結果なので、今が幸せなのでオールOKと思える今日この頃。

人により幸せのカタチは違いますが、私は何気ない日常が幸せだと思います。

未経験であったり文系でIT業界に身を投じるのであれば、それ相応の覚悟は必要だと思います。

そして、身を投じた瞬間に上には上があると身をもって知ることでしょう。

そういった環境の中で、日々自分を磨けていける人は、ITの業界でも十分に通用する人材になると思います。

6年ほどこの業界で働いてみて、上に立つ人の特徴もだんだんと見えてきたので、それはまた別の機会にまとめてみたい。

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