【客先常駐SES】私にとって仕事(SE)とは ~30歳、未経験文系卒の底辺SEの場合~

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コロナの影響で早1年ほど在宅勤務になりました。

コロナもワクチン接種は始まったことで、ようやく出口が見えつつあるのかなと感じる今日この頃。

コロナが収束したら、また満員電車に揺られて出社するのかなぁと戦々恐々としてます。

今回は、文系卒未経験でSE(客先常駐SES)として6年以上やってきた私なりの仕事に取り組む姿勢をまとめていこうと思います。

私にとってSEとは何か?

どこを目指すのか

仕事は人にとってそれぞれ

まとめ

私にとってSEとは何か?

前回、SEになるきっかけを振り返るとして、私の大学生時代と就活について振り返ってみました。

→SEになるきっかけ

結局のところ未経験の立場から見るとIT企業ってとてつもなく夢があるように思えるものでした。

プログラミングによって作られるサービスに無限の可能性を見出していたのだと思います。

確かに、システムを作ることによって企業の業務が大幅に改善されることもあるともいます。

また、最近ではいろいろなサービスがあり、それを利用することによって人生が豊かになったり、生活の助けになることも多々あるのかなと思います。

ただ、それってIT企業としての成果であって、自分一人の成果にはならないんですよね。

私はSEになったら自分が世界を変える何かを生み出せるのではないかと妄信していました。

しかし、実際に働いてみると客先常駐SEなんてただの労働力であり、社会の歯車の一つでしかないことに気が付きます。

社会人なんてみんな同じかもしれませんが・・・

なので私にとってSEとは、お給料をもらうためにどの社会の歯車になるか?という選択において、たまたま当時の興味本位で選択した職業ということになるのかなと。

職業なんてそんなに深い意味がないのかもしれないですね。

どこを目指すのか

SEとして目指すべき姿は、エンドユーザと折衝しながら要求を分析、要件を固め、PGがプログラミングできる粒度まで落とし込むことなのかなと思います。

そのなかでもエンドユーザと折衝というのが最も大切だと思っています。ユーザの業務を理解した上でシステムちっくな話をユーザと詰めていく。

さらには開発サイドの取り回しも実施し、滞りなく開発が進むように調整していく。

こういったことができればSEとして一人前といえるのではないでしょうか。

現在の私は、そういったSEが決めたことをタスクとしてこなす準SEみたいな位置づけでしょうか。

ユーザ向けの資料を作ることもあれば、開発することもあります。テストだってするし、雑多なタスクをこなすこともあります。

そういった業務含めて客先常駐SESなんですよね。ほんとに労働力なんだから。

今の会社にいる限り、この状況というのは劇的に変わるものではないと思っていて、

1次受けや2次受けの会社が定めたタスク、求められている成果物をせっせと生み出すことに精を出すしかないのです。

1次受けの会社に転職したいかと聞かれると、転職したいと思っていた時期もありました

やっぱり目指すべきポジションはそういったところなのかなと思ってますし、それができるにこしたことはないからです。お給料もいいと聞くし!

しかしながら、それはどこまでいっても社会の歯車で、私が本当にやりたいことって画期的な開発をすることだと思うのです。

そういったモノに憧れてITの道に進んだにも関わらず、いつの間にか社畜脳になっていました。

最近ではそのような画期的な開発、自分が思い描くものを創りたいのではれば、何年かかってもよいので自力で作ればいいじゃんと思うようになりました。

その先駆けとして、Androiアプリの開発もやりました。入社して、現場に出ていろんなソースに触れた今なら、ある程度自分で調べながら自力でアプリを作ることができるようになったのです。

本当に開発したい欲があるのであれば、もう自力でやればいいと考えています。

結果として、仕事は仕事と割り切って目指す場所は今は特に設けていません

毎月お給料をしっかり貰えるように、着実に仕事をこなせる人になっていきたいですね。

仕事は人にとってそれぞれ

このように、私にとって仕事があまり大きな存在ではなくなってきたような気がします。

世の中には仕事が本当に好きで突き詰めていく人もいるでしょうし、嫌々仕事している人もいると思います。

私もどちらかと言えば嫌々やっている部類です。

仕事という大きなくくりの中で、人によって千差万別の捉え方をしていると思います。

今の仕事がきついから転職したい?いいと思います。

今の仕事はきついけどもう少し頑張ってみたい?いいと思います。

決めるのは自分であり、他人ではありません。他人の意見はあくまで参考に、最後は自分が決めなければならないので。

就活しているときとか就職して間もない頃は仕事がすべてというか、いかに仕事で成り上がっていくかってことばっかり考えていたような気がする。

その人がどういった状況に置かれているかで仕事に対する考えも変わってくるよねぇ。

私も1年後、5年後、10年後で全く考えが変わってるかもしれないし、それはそれで楽しみでもあるなぁ。

現状維持を目標にしている今と変わるのかどうか・・・

まとめ

こうやって自分の気持ちを整理してみると、やっぱり働かなくてもいいなら働きたくないなと思う。

やりたいことばっかりじゃないしね。→それが仕事なんだろうけど・・・

この先どうなっていくんだろうという漠然とした不安はあるけど、そんなのみんな同じだとも思うし、自分にできることをやっていくしかないよね。

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